柿渋の魅力

柿渋タンニン(ポリフェノール)の力

植物で最強の機能性 カテキンの30~50倍

柿渋(かきしぶ)とは、渋柿の果汁を3~5年発酵させて作る液体です。

柿渋には、防腐・防虫・防水効果があり、日本では平安時代から様々な用途で利用されてきました。

代表的な利用法としては、木造建築の木材強化や塗料、和傘や魚網の防腐剤、衣服の染料などがあります。


最近は、自然素材として再び注目を浴びており、新たな用途での採用が進んでいます。

大阪府立大学農学部の研究でシックハウス症候群の主なる原因であるホルムアルデヒドなどの揮発性有害物質の吸着・中和能力があることが発表されました。


シックハウス症候群を引き起こさない自然派の壁塗料や、さび止め、携帯電話からの金の回収にも使われます。更に、ノロウイルスを不活性化させる能力があることが分かったり、悪酔い防止になったり、ガン細胞の活性を抑える効果があることも知られています。


このように様々な効果を生み出す柿渋の成分が、柿タンニンです。

タンニンは、お茶(カテキン)やワイン(ポリフェノール)などにも含まれますが、その中でも柿は含有量が多く、お茶の30倍の能力があり、高い殺菌効果を生み出す原動力となっています。

柿タンニンは、悪臭成分と化学的に結合し別の成分に変化することで、悪臭成分を元から絶つ高い消臭効果が認められています。一方で、微生物やウイルスを寄せ付けない殺菌・防菌効果があり、汗(体臭)や加齢による加齢臭の中和をして悪臭の発生を抑える効果があります。

広島大学、大阪府立大学、アメリカ科学雑誌purusawan

以下の機能を発表しています。

・除菌

 柿渋タンニンはインフルエンザ菌やノロウイルスなど

  広い範囲の種々のウイルスを強力に不活化できることを示しました。

・消臭

悪臭成分と化学的に結合し別の成分に変化することで、

悪臭成分を元から絶つ高い消臭効果が検証されております。  

・ホルムアルデヒド等のVOC除去能力 

シックハウス症候群の主なる原因であるホルムアルデヒドなどの揮発性有害物質の

吸着・中和能力があることが発表されました。